「歌い手の身体シリーズ」まとめ。
「合唱手帳」では、解剖学的な視点から「歌い手の身体」についてかんたんにご紹介しています。
こちらに、現在6記事となった「身体シリーズ」のそれぞれの関係をまとめました。索引としてご活用ください。
まだまだ増えますのでお楽しみに!
歌の工程図!
第一回では歌の工程図をご紹介。歌が上手くなる方法の一つは分解すること。そのアプローチにおいて欠かせない概念です。上手く歌えないと思ったら、この3つの段階のどこで躓いているのか考えてみましょう。
1. 息@肺
↓
2. 音@声帯
↓
3. 音色(言葉)@口のあたり
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歌
躓き箇所の見分け方
Coming Soon……
「1. 息@肺」で躓いてるなら
「どうやら息に問題がありそうだ」という場合はこちらの一連の記事をどうぞ。
❏肺の大きさを確認しよう!
まずは基本のキだけれど、当たり前すぎて立ち返られることの少ない肺の大きさについて。
・肺は鎖骨の上に顔を覗かせている
・肺の底面は肋骨の下部のあたり
・肺の底面はお腹側より背中側が深い
そんな肺の大きさを実感するキーワードは「ナイフ」と「ハラミ」です。
❏肺の動きを確認しよう!
続いては肺の動きについて。肺を動かすには大きく分けて2つの手段があります。
・横隔膜に力を入れて肺を引き下げる
・肋骨を開いて肺を広げる
息が吸いにくい……! と思ったなら、肺を動かす構造について確認してみましょう。肺はまわりにヨイショされないと動けないタイプです。
❏腹式呼吸を確認しよう!
歌にいいといわれる腹式呼吸。それが難しく感じるならこちらをどうぞ。
腹式呼吸はお腹が出る感覚より「内臓が潰れた」感覚を持つことがオススメです。
❏腹式呼吸、効果的に使えてる?
続いて、「なぜ腹式呼吸がいいの?」ということを改めて考えてみた記事。あなたは、これらのメリットを活用できていますか?
「2. 音@声帯」で躓いているなら
Coming Soon……
「3. 音色(言葉)@口のあたり」で躓いているなら
❏言葉を合わせるなら舌の動きを揃えよう
言葉や発音を揃えるために、ナチュラルな母音について深めました。
また、発語については小春うい氏の以下の記事もオススメです。
・脱「カタコトの歌」。歌詞の意味を深める前に、歌詞の発語を分析しよう - 合唱手帳
・服の色を合わせるように、発語のトーンをあわせよう。「黄色とピンクの話」 - 合唱手帳