合唱手帳

20・30代の合唱愛溢れるメンバーが「歌う楽しさ」を伝えるために立ち上げた合唱サイト。

願いごとの持ち腐れ

Nコンの歌い方:「悲しみの種は」をひとかたまりで歌うには、口の形と声帯の鳴りがポイント

こんにちは、小春ういです。今週もNコン課題曲の歌い方をお届けします。 水曜の今日は中学校の部課題曲『願いごとの持ち腐れ』について。 「悲しみの 種は」 「悲しみ」は符点が2度続く軽やかなリズムが当てられています。魔法が使えたら今ある悲しみも消え…

Nコンの歌い方:「夢が ひとつ」は舌が高い位置にあってだいじょうぶ!

こんにちは、小春ういです。今週もNコン課題曲の歌い方をお届けします。 月曜の今日は中学校の部課題曲『願いごとの持ち腐れ』について。 「夢が ひとつ」 今日取り上げるのは「夢が ひとつ」です。この曲の世界設定は「1回だけ魔法がつかえたら」ということ…

Nコンの歌い方:「流す者はいない」助詞の「は」のチャームポイントは狭さ

こんにちは、小春ういです。今日もNコン課題曲についてお届けします! 「流す者はいない」 金曜の今日は中学校の部課題曲『願いごとの持ち腐れ』を取り上げます。歌詞は、「流す者はいない」。その前が2小節単位で休符が入っていたのが、ここは4小節休符があ…

Nコン特集:「叶うならば」の鍵は「鳴りっぱなし」と「大大小」

こんにちは、小春ういです。今日もNコン課題曲の発音についてお届けします! 「叶うならば」 今日は水曜なので曲は、中学校の部課題曲『願いごとの持ち腐れ』。冒頭の歌詞より、「叶うならば」を取り上げます。歌いはじめの最初の8小節をしめる箇所。ていね…

Nコン特集:「一度きりの」は「ち」で舌をしっかり下げることが大切

こんにちは、小春ういです。今日もNコン課題曲についてお伝えします。 「一度きりの」 今日取り上げるのは1番のサビから「一度きりの」。低い音で付点のリズムが使われていて、ポコフォルテで歌うには技術が求められる場所です。歌詞を喋るための労力を少な…

Nコンの歌い方:「きっと世界の誰もが」促音は閉じていく音色変化が大切

こんにちは、小春ういです。 今日もNコン中学校の部『願いごとの持ち腐れ』の発音についてお届けします。 「きっと 世界の誰もが」 今日取り上げるのは「きっと 世界の誰もが」。女声版でも混声版でも初めて全員が揃って歌い出す箇所です。ぴったりと揃った…

Nコン課題曲特集:「もしも魔法が使えて」。合唱人の鬼門「し」と「ハ行」の発音

こんにちは、小春ういです。今日も、『願いごとの持ち腐れ』の歌詞についてお届けします! 今日は歌い出しの「もしも 魔法が使えて」です。 「もしも 魔法が使えて」 歌にとって歌い出しはとっても大切です。1曲とおして集中して聞いてもらえるかどうかは歌…

Nコン課題曲特集:「願いごとの持ち腐れ」ガ行は摩擦音で歌おう!

こんにちは。小春ういです。本日も、Nコン中学校の部課題曲『願いごとの持ち腐れ』の歌い方の解説をお届けします。 今回はタイトルでもある「願いごとの持ち腐れ」の発音についてです。 「願いごとの持ち腐れ」 「願いごとの持ち腐れ」とはとても印象的なフ…

Nコン課題曲はこう歌え!「涙なんか」を歌うための3つのポイント

週末に、NHK全国音楽コンクール、通称Nコンの課題曲が発表されました! 「合唱手帳」ではこれから、Nコン課題曲の解説記事を連載します! その企画の1つは、小春ういによる歌詞の扱い方講座。 今回は、中学校の課題曲『願いごとの持ち腐れ』より、「涙なんか…